おくりびと系女子 がおくる  命の話 葬儀の話

愛知県 名古屋市、葬儀アドバイザーです。お金をかけずに心を込めて葬儀をする方法。もしもの時に役立つ話だけでなく、葬儀屋さんにも読んでほしい。をします。命のこと。通夜、告別式のこと。仏教のこと。葬祭ディレクター1級。

会社からの弔電、効果的な送り方は?葬儀マニュアル

今回は弔電(ちょうでん)の手配についてまとめてみました。

葬儀担当者の視点から、弔電の効果的な送り方を解説します。
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弔電とはどうゆうもの?

弔電とは、心を伝えるものです。

お葬式当日に参列できない方が
「葬儀には伺えませんが、
感謝と悲しみでいっぱいです。
大変だろうけど、無理しないでね。」

 っていう気持ちを伝える電報です。

参列できない人の気持ちがお葬式内で読み上げられることで、
お葬式に温かさが加わる、重要なものです。

会社関係から送られる場合には、喪主、親族、会葬者、へのアピールにもなります。

実際のお葬式で弔電はどのように扱われるの・・・

弔電は葬儀式のお経の合間に、司会者が読みます。
一般的に、通夜式で読まれることはありません。
予め喪主が決めた順番に
「本文と名前(依頼主名)」を読み上げていきます。

届いた枚数が多い場合には、
1通目から3 通目ほどは「本文➕名前(依頼主名)」、
4通目以降からは「名前のみ」紹介したり、
数枚読み上げて、他は読み上げを省略したりします。


(すべての弔電を読めない場合があるのは、
葬儀式の時間が限られているからです。)


弔電が読まれる時に参列者たちは、座っている以外にすることがありませんので、弔電の文章、送り人の名前に耳を傾けています。

シーン…。と静まり返っている中で読み上げられるわけです。


お葬式の司会をしていて感じるのは、
弔電のほとんどがほぼ、同じ文章、ということです。
9割以上の方が定型文を使っています。

定型文は、簡潔な文章で間違いがなく大変便利なものです。
考える時間が省けます。

しかし、多くの弔電が同じ文章だと、聞く人にはつまらなく感じます。
言い回しを少し変えただけような文章が淡々と読み上げていきます。


「〇〇さまのご逝去の報に接し、哀悼の意を表します。
   株式会社〇〇様」
「ご訃報に接し、悲しみの念が絶えません。
   株式会社✖️✖️様」
「○○さまのご逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。
   株式会社△△様」・・・・
    といった感じです。

ここで例えば
「ご母堂様のおかげで、立派に成長された息子様と
共に助け合いながら仕事ができています。
ご訃報に接し心からお悔やみ申し上げます。
ご遺族の皆様、お疲れでませんようご自愛ください。
   株式会社□□様」

などと読み上げられたら、

ご遺族にも参列者にも、そして故人にもしっかり届くと思いませんか。 
関係にもよりますが故人や遺族に宛てた手紙として、弔電を打たれると
より気持ちがこもってくると思います。


オリジナルな文例集は
また載せていきます。
もしよろしければ参考になさってください。
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会社関係者からの弔電。効果的な送り方

最初に書きましたが、
弔電は

・ 遺族や故人に気持ちを伝えるものであり、
・遺族、参列者にアピールするものです。

効果的に気持ちを伝え、アピールにつなげる方法を書いていきます。

弔電の文章

弔電は「お悔やみの気持ち」を伝えるためのものです。
会社関係から送るものであれば、「お悔やみの気持ち」を伝える以外に会社のアピールという目的があります。

親族、参列者の前で会社名が読み上げられるのです。それも、静まり返った場で。参列者は否応なく司会者の声を聞くことになります。

弔電の文は「本文→名前(会社名)」の順で読まれます。
本文が素晴らしいものであれば、名前(会社名)もより聴く人の耳に良く届き、アピールができます。

また、心のこもった文章であれば亡くなった故人や遺族からも喜ばれ、お葬式にあたたかさが加わります。


是非オリジナルな文章で作成してみましょう。
電報は文字数や台紙によって金額が決まります。決まりきった例文にするか、オリジナルの文章にするかでは、金額は変わりません。
より遺族に喜ばれるようにしましょう。ちょっと付け加えるだけでも印象は変わってきます。


総務部など、電報を送る機会が多い方は
毎回オリジナルな文章を考えると、時間がかかってしまいます。
いくつか文章パターンを考えておけば、もしもの時に時間をかけずに送ることができます。


特に、喪主に当たる会社からの弔電であれば、
本文まで省略されずに読み上げられることが高いです。(故人から関係が近い人から読み上げられるため。)オリジナルな文章をお勧めします。

ご自分で文章を考えるときには誤字脱字や、
葬儀で使ってはいけない忌み言葉、
宗教による使ってはいけない言葉には注意が必要です。




台紙について

電報の台紙は無料のものから7000円ほどするものまで
金額に幅があります。
だいたい3000円が相場です。
台紙の中に、ドライフラワーや線香、風呂敷などが
セットされているものもあります。

遺族にちょっとでもアピールするために、
ちょっと立派な台紙を…と思われるかもしれません。

しかし、台紙に挟まっている紙は、どの台紙を選んでも同じです。
電報が届いたら、まず中の文章を確認します。
立派な台紙であっても、台紙に感動する遺族はほどんどいません。
また、電報の種類はそんなに多くないので、
多くの電報が届いている場合には同じ台紙のものも届いています。
台紙でアピールすることは難しいのです。


電報は、本来気持ちを伝えるものです。
台紙より何より、送ってくれた人の弔意(気持ち)が伝わるものでなくてはいけません。
台紙のランクではなく弔電の文章で決まるのです。
私個人の意見としては、
台紙にはお金をかけず、文章に気持ちを込める。のが、正しく効果的な弔電の出し方だと思っています。


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まとめて節約

また、一つの会社から複数の弔電が届くことがあります。
大きな企業様からは部署ごとに届きます。
まとめられるのならば、まとめて節約しましょう。

「株式会社 〇〇 総務部」と
「株式会社 〇〇 〜〜事業部一同」
二枚の場合

      ↓↓↓↓

「株式会社 〇〇 総務部一同、〜〜事業部一同」

と、一枚にまとめることで節約できます。


遺族のために、弔電は早めに送ってください。

遺族は
葬儀開式までに「届いた電報を紹介する順番」を決め、
「読み方の確認」をしなくてはいけません。

葬儀にギリギリ到着する電報は、
土壇場で順番を決めなくてはならなくなり、遺族の負担になります。
訃報を聞いたらすぐに弔電を打ち、なるべく通夜開式の頃までには届くようにしましょう。
どうしてもギリギリになってしまう場合には、
あらかじめ葬儀場にFAXなどで文章と名前を送っておくと
喪主に負担をかけずに、式中にしっかり読み上げてもらうことができます。

遺族のために、読み仮名をつけてください。

よく、遺族が「これ、誰の会社だろう?」
「なんと読むのでしょうか?」と困っていることがあります。
名前の読み方が分からないと、
調べる時間が必要になってしまいます。
個人名、(場合によっては会社名も)フリガナをつけておくと親切です。
例「九(いちじく)一郎」

依頼主、宛名について

依頼主の会社名や役職は省略せずに正式名称で打ちましょう。宛名には、必ず喪主の名前を入れましょう。葬儀会場に届いても、喪主名と宛名が違うと正しく届かないことがあります。


送り方について

長くなりましたので、別記事で書きます。
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