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おくりびと系女子 がおくる  命の話 葬儀の話

愛知県 名古屋市、葬儀アドバイザーです。お金をかけずに心を込めて葬儀をする方法。もしもの時に役立つ話だけでなく、葬儀屋さんにも読んでほしい。をします。命のこと。通夜、告別式のこと。仏教のこと。葬祭ディレクター1級。

勝手に超現代語訳〜白骨の章~

仏教のこと

 白骨の章 〜生きた人間にとても大切なこと〜

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今日行った居酒屋で、尊敬する方が

「白骨の章」の話をしていたんですね。

葬儀でよくお寺様が読む「白骨の章」ですが、

「あらゆるものは必ず死ぬ」ということ

が書いてあるものです。

 

 

 

よくよく読んでみると

生きた人間に大切なこと

が記されていましたので紹介します。

 

 

はじめに 白骨の章とは

蓮如(れんにょ)上人が書かれたものです。

蓮如上人は、親鸞聖人の教えを誰よりも正確に、伝えた方です。
浄土真宗の葬式にて、よく読まれています。

超現代語訳

 

蓮如(れんにょ)上人f:id:near5rome:20170128020044j:plain

 みなさんが、何となくダラダラ生きる

様子を見ていて思います。

 

人の一生は、夢のように一瞬なんですよ。

あなたの周りに1万歳生きた人はいますか?

いないでしょう。

人は必ず死ぬのです。そして、人生はあっという間です。

百歳になっても今のような心と体でいられると思いますか?

 

あなたはいつまで生きるのでしょうか。

私とあなた、どちらが長生きするか分かりますか?

私かもしれないし、あなたかもしれない。

そして、この命が終わるのは今日かもしれない。明日かもしれない。

若く死ぬ人もいれば長生きする人もいますが、

自分ではいつ死ぬか分からないんです。

朝、「おはよう!」と元気よく挨拶しても、

夕方には息を引き取っているってこともあるんです。

 

多くの人は「当たり前のように明日は来るもの」と信じています。

想像してみてください。

今、突然死がやってきたとする。

閉じた目はもう開かないし、呼吸もできない。

桃色の顔から血色がなくなり、

親や兄弟、友達が集まって皆泣き悲しんでも、

命は取り返しがつかない

 

もう生き返ることができない。

ただ火葬して、白い骨になるだけです。

 

死んでから後悔することは何ですか?

今この瞬間しかない私。

だからこそ

後生の一大事」を心に入れて、

信じるままに生きましょう。

※私の解釈で訳しています。

人それぞれ解釈は違うはず。

 

 

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命のことだけではありません。

この世にあるもの、すべてが無常なんです。

大切なものも、美しい景色も、

家族も家も、

嬉しさ悲しさ辛さ幸せ、全部、

今、ここ に存在するだけ。

 

全く同じ明日は来ない。

だからこそ、今が美しい。

 

あなたがいて私がいて、全てがある。

そんな今を生きている。

 

と、いうことが伝えたいのではないでしょうか。

 

 

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原文も下に載せましたので

もしよろしければ

あなたの解釈で読んでみてください。

 どんなことが書いてありますか? 

 原文

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『白骨』

それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、凡そはかなきものは、この世の始中終、幻の如くなる一期なり。されば未だ万歳の人身を受けたりという事を聞かず。一生過ぎ易し。今に至りて誰か百年の形体を保つべきや。我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず、おくれ先だつ人は、本の雫、末の露よりも繁しといえり。

されば、朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。既に無常の風来りぬれば、すなわちニの眼たちまちに閉じ、一の息ながく絶えぬれば、紅顔むなしく変じて桃李の装いを失いぬるときは、六親・眷属集まりて歎き悲しめども、更にその甲斐あるべからず。

さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙と為し果てぬれば、ただ白骨のみぞ残れり。あわれというも中々おろかなり。されば、人間のはかなき事は老少不定のさかいなれば、誰の人も、はやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏を深くたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。(御文章 五帖目十六通)

白骨 (御文) - Wikipedia