おくりびと系女子 がおくる  命の話 葬儀の話

愛知県 名古屋市、葬儀アドバイザーです。お金をかけずに心を込めて葬儀をする方法。もしもの時に役立つ話だけでなく、葬儀屋さんにも読んでほしい。をします。命のこと。通夜、告別式のこと。仏教のこと。葬祭ディレクター1級。

【遺されたラブレター】死んだらどこに行くの?④

『命って死んだら一体どうなるの??』  

 

↓前回記事(第3話)はこちら

 

 

machikosougi.hatenablog.com

 

↓①初めから読まれる方はこちら

 

machikosougi.hatenablog.com

 

それでは行きます。

 

命は死んだらどこに行くのか。。。

 

そんなことを考えている時に

関わったお客様との話。

 

ここに命がある気がした話。

 

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旦那様が亡くなったと

奥様から依頼を受けました。

ご自宅に伺って

 葬儀の打ち合わせとなりました。

 

お部屋に入った瞬間に、ベットが目に入りました。

旦那様が使っていたものでした。

 

いつもそこにいらっしゃったそうです。

人生の最期の3日前までずっと。

 

穏やかな人柄だったこと

いつも気遣ってくださる自慢の旦那様だったことを伺いました。

 

ベットの下に落ちている白い紙が目に入りました。

真っ白のコピー用紙のように見えました。

お客様の家の中に、紙が落ちている、それだけなのに

なんだか、落ちている紙が気になってしょうがなくなりました。

導かれるように旦那様のベットに引き寄せられ

ました。

 

 

 拾い上げると

それは

亡くなる三日前に書き上げた

最後の手紙でした。

 

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亡くなる三日前、

奥様が「散歩に行きましょう」

と声をかけたそうです。

 

旦那様は、疲れたことを理由に

いつも日課だった散歩に行かず、

1日をベットで過ごしました。

 

そしてその夜、奥様に一言。

「紙と鉛筆をとってほしい。」と。

 

朝になると

旦那様の元気がなく

意識が弱まっていたので

奥さまは救急車をよびました。

即入院され、

ご自宅に戻ってくることはなかったそうです。

 

「紙とペンがほしい」、と言ったのは

ご自宅で過ごす最期の夜でした。

 

 

 線には力がなく、

しかし、文字は力強く。

 

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手紙の内容は・・・

 「今までありがとう」から始まりました。

奥様に対して

・55年間一緒にいられて幸せだったこと

・結婚してから迷惑をかけたこと

・仕事も成功したこと

・海外旅行にあちこち行ったこと

・孫に会えたこと

様々なありがとうが綴られていました。

 

最後に「ありがとう」

  と締めくくられていました。

 

 

人が死んでしまったとき、

命はどこに行くかは分かりませんが

 

私はこの日 この家に

 

旦那様が残されたお手紙に

普通の紙とは全く違うエネルギーがあることを感じました。

 

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大切にしていた物や人や場所 には

エネルギー(命)が残っているものだと感じました。

 

という仮説を立てたところで

もう一人 別の方のご葬儀にて

またまた不思議な体験をすることになりました。

そのお話をいたします。

 

 次回へ続きます。

 

 

ちなみに、この手紙を読んだ後

お客様と一緒に泣いてしまいました。

旦那様は強い愛を残して逝かれました。

体は離れ離れでも、心は一緒にいらっしゃいます。